一般貨物配送とは?

配送の歴史は深くて長くて

配送が確立したのは、1900年代に入ってからのこと。しかし配送そのものに関しては、遥か大昔の頃からおこなわれたのは間違いないでしょう。証拠もあります。
例えばエジプトのピラミッド。採石場から建築現場へ配送されるさいには、ソリのようなものを使ったと言われています。日本にある寺社仏閣の場合、当時は配送トラックもありません。そこで「いかだ」を作り、川を下って建材に使用する木材を配送していたそうです。水運は現代でも活躍していますが、今は「一般貨物配送」として続いています。

貨物配送とは?

現代の運送は大雑把に分けて、一般貨物配送と軽貨物配送の2種類にわけられます。いずれも「物を運ぶ」に変わりはありませんが、何を運ぶかによって違います。ネット通販などで購入した商品等、ちょっとした荷物を運ぶのが「軽貨物運送」または「軽貨物自動車運送業」です。
使用する車両は三輪以上の軽自動車か、125cc以上の二輪の自動車(バイク)です。参入しやすい事業でもありますので、個人事業者が手掛けている場合も。

一般貨物配送とは?

運ぶ荷物が、大きくなると「一般貨物配送」または「一般貨物自動車運送事業」になります。運ぶ荷物は色々で、化学樹脂から家具まで多種多様。三重にある一般貨物配送業者の場合であれば、建材や水産物を配送している業者もありました。
使用している車両は、三輪以上の軽自動車・二輪自動車を除く自動車です。小難しい表現になりましたが、ざっくばらんに説明するとトラック。緑ナンバーの車両になります。

輸配送管理システムとは?

会社によっては「輸配送管理システム」を使っているところもございます。「輸配送管理システム」とは、配送をスムーズかつ効率よくすすめるためのシステムのこと。
一般貨物配送の場合、取り扱いが難しいものも配送しなければいけません。配送に適切な車両は何か?どういうルートを通れば良いのか?運賃がどのぐらいかかるのかが、全て把握できるシステムのことです。システムを上手く使えば、ドライバー側の負担も大きく軽減されるのです。